2022/07/15 18:41

7月、下界は40度に迫る勢いの猛暑の中、
白峰三山の縦走。
 
広河原を9:00頃出発したため、
日の当たるところは既に25度、
MT Cotton T-shirtで樹林帯を進みました。
 
バックパックが接触する部分は暑さで汗が拡がります。
ここでMT Cotton T-shirtの良いところが一つ、
吸水性が高いため汗がパンツにしたたり落ちないこと。
ポリエステルのTシャツは根本的には汗を吸っているのではなく、
汗を付着させている状態のため、汗はパンツへと移動していきます。
 
前面側も肌が触れるところは汗が染みていきますが、
ワイドシルエットで風通しをよくしているため、
ビシャビシャにはなりません。
※サイズ選びの際、大きめを選んでほしい理由の一つです。
 
草すべりの急登を越えて稜線にでると、
太陽が出て、わずかにそよ風が流れている、
晴れの稜線でよくある状況。
前面側の汗はすっかり乾いていきます。
 
これは、標高が高いと、空気はより乾燥していて、
さらに太陽も出ているため、
物を乾かすのに最高の状況。
あっという間に乾いてしまうのです。
 
北岳肩の小屋のテン場について、
テントを設営している間に、
背中の汗もすっかり乾いてしまいました。
 
次の日も晴れ、
農鳥小屋までの天空の稜線を歩き、
最終日は笹山経由で下山しましたが、
最後まで臭いが気になることもありませんでした。
 
 
 
ポリエステルのTシャツは安価で、
コットンライクな風合いのTシャツも出ており、
相変わらず夏山登山の定番ですが、
素材そのものに消臭性があるわけではなく、
後加工で消臭性を追加しているため、
洗っていくうちに機能が劣化していきます。
 
ウールは天然の消臭性と吸水性にも優れていますが、
夏に着ると暑い!※ここは個人差あると思います。
また、冬と違ってバックパックに直接触れる機会が多いため、
劣化も早まります。
  
“山でも着られるコットンTシャツ”で使用する
NEO COOL COTTON
天然素材のため消臭性は劣化しません。
さらに、コットンの常識を覆す高い速乾性は、
洗いを繰り返せば繰り返すほど高まっていきます。
 
subtle voiceのコットンTシャツは長く着ていただけるよう、
ネック部分を初めとする丈夫な縫製、
高山でも色落ちしにくい染色にもこだわっています。
  
数日にわたる縦走やロングハイカーにも着用してほしい理由がここにあります。
 
 
昨今、30年も40年も前のビンテージTシャツや
スウェットシャツが数万円で売られています。
これらはほとんどがコットン製。
コットンというのは大事に着用していけば、
機能を落とさないまま何年もご着用いただけるのです。
 


 

メールマガジンを受け取る

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。